生命保険の見直し相談事例

2010.04.12

生命保険の見直しで「転換」を勧められているのですが・・・

  

 

 

「保険契約の転換」を勧められていることについて、相談がありました。

「いいことばかり説明されているような気がする」との事で、心配になってのご相談でした。
そこで今日は転換の紹介をしようと思いますが、転換が悪いというわけではありません。

そもそも「契約の転換」とは、どういうものなのでしょうか?

<転換とは、保険の「下取り」>

転換とは、同じ保険会社で今まで加入していた保険を”下取り”して新しい保険に加入しなおす事をいいます。
車の下取りと同じイメージです。

(保険の種類によりますが)古い保険には「責任準備金」という、保険金支払のために積み立てられているお金があります。
その積立金を新しい保険に充当するため、普通うに加入するより新しい保険は割安になります。

<転換のデメリットは?>

1、貯蓄性の保険として積み立てられていたお金を新しい保険に充当してしまうので、積み立ててきたお金が減ってしまいます。 

2、転換時の年齢、保険料率で保険料が計算されてしまいます。

特によく問題となってきたのが2、です。

高金利時に加入した、いわば契約者にとって有利な条件で加入していた保険が転換によって覆されてしまうことになるのです。

保険会社にとっては、保険料を予定した利率で運用できなくなってしまった契約(いわゆる 「逆ざや商品」 )は、早く乗り換えてもらいたいのです。

そのため、積極的に転換を営業職員に勧めさせていたという実態があり、問題になったこともあります。

しかしどうでしょう、転換をした契約者にとっては不利な条件の契約に変えさせられてしまったので、不利益となります。
大抵、見た目の保険料は変わらない形で提案するため、契約者にはそのようなことは気づきません。
「同じ保険料」でありながら、これまで貯まっていたお金を使わされ、予定利率の低い商品に切り替えられているのです。

もちろん、新しい提案がニーズに合った保険であり、かつ十分に以上のような説明をしたうえであれば転換もいい制度ではあります。

やはり保険は人それぞれ、使い方によってよくもなり悪くもなります。


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